創部100周年 秋田工業ラグビー部 記念イベントに日本ラグビー界けん引の2人が登壇
秋田工業高校ラグビー部が創部100周年を迎え、記念のイベントが14日秋田市で開かれました。多くのOBが活躍する中、日本ラグビー協会会長の土田雅人さんと、7人制ラグビーチームの監督・吉田義人さんがゲストに招かれ、部の更なる発展に協力していくことを約束しました。
●日本ラグビー協会会長の土田雅人さん
「まずこの先輩たちの前で2人で喋るなんて出来ないよね」
●7人制ラグビーチームの監督・吉田義人さん
「非常に今日はおこがましい」
●土田さん
「若い人がいっぱいいたらお話できるかなと思ったんですけど見ればみんな理不尽な先輩達ばっかりで…」
●秋田放送 田村修アナウンサー
「あの…のちほど理不尽は伺いたいですが ラグビーとしての日本のトップでいらっしゃいますよねでもやっぱり先輩はおっかないというか理不尽な
●土田さん「いやいや 秋田戻ると先輩後輩ですし…」
「恐縮」から入った、日本のラグビー界を牽引してきた2人。全国トップクラスの選手だった土田雅人さんと吉田義人さんは、多くのラグビー関係者が出席する前で思い出などを披露しました。高校時代に日本一を経験している吉田さんですが、当時大学生だった土田さんから“アツい指導”を受けたことがあるそうです。
●吉田さん「一番大きな100㎏位あるOBがですね両方立ってるんですよそれで、土田先輩がね、『吉田、こいつを倒せ。俺がいいって言うまでやれ』
●田村アナ「ウイングでしたよね」
●吉田さん「ウイングです163㎝ぐらいしかない」
●田村アナ「100㎏の巨漢に向かって倒せと…」
●吉田さん「倒せと…倒れるわけないですよね 大学生のバリバリの1本目ですよみなさん」
●田村アナ「それ理不尽って言うんですよね」
●吉田さん「だけどやりながらですねなにかこうぐらついてくれたり、
本当にこう自分の限界点を突破できたときに、
自分の成長っていうのをこれ確実にできたなと思ったんですね、
あのタックルの指導のおかでで、
その後タックル入るのがどんだけ大きな外国人選手相手でも怖くなくなりましたね」
およそ40分、尽きない思い出を熱く話った2人は、礎を築いた母校への感謝を述べるとともに、大正時代から続くラグビー部の更なる発展を願いました。
●土田さん
「秋田帰って来るとほんともうみんなうるさいぐらいに高校の話をして
ラグビーの話をして呑むメンバー多いんですよ。
だけどやっぱこう一枚岩になってやることがね次の100年に繋がることだと思ってます
きょうから私自身もそうしたいなと思ってます」
●吉田さん
●「100周年記念メモリアルイヤーなので、
なんとか選手たちを花園の舞台で躍動させるために
澤木監督を支えてハイがんばっていきたいなと思ってます」
2人はOBとして、新たな歴史作りのサポートをする約束をして締めくくりました。