爽やかな香りとすっきりとした味わい ワイン用ブドウの産地で"ワインを楽しむ"催し 約100人が堪能 秋田・横手市
ワイン用のブドウの産地として知られる横手市大森町で、3日夜、ワインを楽しむ催しが開かれました。
ブドウの生産者などが、爽やかな香りとすっきりとした味わいを楽しみました。
横手市大森町では、ワイン用のブドウの産地を広くPRしようと、毎年この時期にワインを楽しむ催しが開かれます。
酸味が豊かなリースリングという品種の白ブドウを原料に造られる「大森産ブドウのワイン」。
1986年の発売以来、多くの人に親しまれていて、爽やかな香りとすっきりとした味わいが特長です。
今年は4戸の農家が、国内大手のワインメーカー、メルシャンと契約し、リースリングの栽培に取り組んでいます。
3日夜は、生産者など100人を超える人が集まり、「大森産ブドウのワイン」を地元の料理とともに楽しみました。
「ちょうどいい甘さと、香りもすばらしいと思います」
「食事も地元産を使っていて、ワインも地元のものということで、おいしいです」
「すごい楽しみにしています。いつも毎年。すごい飲みやすい。人柄なんだかな、つくる人の。すごくそういうの思うよ」
大森産ブドウのワインぶどう生産組合 讃岐孝夫 組合長
「今年は枝の伸びも良く、房も例年以上に大きくて、大変いいブドウができると思っております。これからも一層努力して、おいしいブドウを作っていきたいと思っております」
県内をはじめ、東北6県で販売されている「大森産ブドウのワイン」。
今シーズンのブドウの収穫は、9月上旬ごろに始まる見込みです。