栽培していたモモやトウモロコシが…食害相次ぐ 畑にはクマのフンや足跡 23日 秋田
畑の農作物がクマに食い荒らされる被害が相次いで確認されています。
湯沢警察署の調べによりますと、23日、80代の男性が、所有する羽後町床舞字黒作の畑で、栽培していたモモ約50個が食い荒らされているのを見つけました。
畑の中には、クマのものとみられるフンや足跡が残されていて、22日午後6時ごろから23日午前5時半ごろまでの間に被害に遭ったとみられています。
湯沢警察署管内では、湯沢市相川字須川でも50代の男性が、所有する畑で栽培していたトウモロコシ約20本が食い荒らされているのを見つけました。
畑の中には、クマのものとみられる足跡が残されていて、22日午後7時半ごろから23日午前4時半ごろまでの間に被害に遭ったとみられています。
また、湯沢市桑崎字桑原では、70代の男性が、所有する畑で栽培していたトウモロコシ約50本が食い荒らされているのを見つけました。
畑の中には、クマのものとみられるフンと足跡が残されていて、23日の午前6時ごろから午後5時半ごろまでの間に被害に遭ったとみられています。
被害があった畑は、いずれも直近の民家から50メートル以内の場所で、警察が注意を呼びかけています。