沼谷市長 子ども向け屋内遊戯施設の整備「前向きに検討」 秋田県児童会館は開館から45年… 秋田市
秋田市議会は、18日も一般質問が行われました。
穂積志前市長が市長選の公約に掲げていた子ども向けの屋内遊戯施設の整備について質問された沼谷市長は、「前向きに検討したい」と述べました。
18日の一般質問で、穂積前市長が子育て支援として公約に掲げていた「全天候型の遊び場の整備」について問われた沼谷市長は、次のように述べました。
秋田市・沼谷市長
「隣の山形県内でも、市・市町村、基礎的自治体としてそういった施設の整備に取り組んできているところもありますし」「そういったものを見ながら、時期として、どういう時期にこういった市としての屋内遊戯施設に取りかかっていけるかどうかというところも前向きに検討していきたいというふうに思っております」
山形県内には、多くの市や町に子育て支援センターを含む公設の屋内遊戯施設があります。
中でも、3年前、山形市が整備した「コパル」は、入館無料で、県の内外から年間19万人以上が訪れる人気スポットです。
一方、秋田市にある「秋田県児童会館」は、オープンから45年が経ち、老朽化に伴う修繕費などが課題となっていて、県では、検討委員会を立ち上げ今後のあり方を話し合っています。
秋田市では、その動向を注視しつつ、山形などの例を参考にして屋内遊戯施設の整備について検討する方針です。