【視聴者投稿】雲のすき間から赤銅色の月が…約3年ぶりの皆既月食 秋田市でも撮影成功 秋田
8日未明、全国各地で約3年ぶりの皆既月食が見られ、秋田市で撮影された写真がABSあきたアプリに投稿されました。
8日午前3時50分、秋田市横森で撮影された皆既月食です。
双眼鏡の目でのぞく部分に、スマートフォンのカメラのレンズを当てるようにして撮影したということです。
月が赤銅色に輝いています。
皆既月食は月が地球の影に入る現象で、前回見られたのは2022年11月。
日本全国で観測できるのは3年ぶりです。
県内は雲が多い天気だったため、見ることは難しいと予想されていました。
撮影者によりますと「秋田市は日中天気が悪かったので、今回は自宅のベランダから双眼鏡を使って見ることにした。皆既月食が始まってからは、雲でなかなか見ることができず、あきらめかけていたときにぎりぎり雲の隙間から見えて撮影することができた」と話していました。
日本気象協会によりますと、今回の皆既月食の終わりは午前3時53分。
撮影者は、皆既月食が終わる3分前にぎりぎり見ることができたということです。
次に日本で皆既月食が見られるのは、来年3月3日です。