5月1日時点の秋田県の人口は約88万4,000人 1年間で1万7,000人余り減 3~4月で秋田に来る人の約5倍が秋田を離れる
先月5月1日現在の秋田県の人口は、前の月から500人余り減って、約88万4,000人になりました。
この1年間で、1万7,000人余り減少しています。
県のまとめによりますと、4月の1か月間で、県内では232人が生まれ、その6倍余りの1405人が死亡しました。
1,173人の自然減です。
一方、県内に転勤や進学などで転入した人は2,179人、転出した人は1,543人で、636人の社会増となりました。
これにより、先月1日現在の県人口は、前の月から537人減少した88万4,340人でした。
例年、3月は、転勤や進学などで秋田を離れる人が多く、逆に4月は秋田への転入者が多くなりますが、今年は、3月の社会減が4月の社会増の約5倍、つまり3月と4月で秋田に来る人の約5倍が秋田を離れました。
鈴木知事は、この社会減を減らすことに力を注ぐ考えで、現在開会中の県議会にも、秋田での就職や暮らしの魅力を大学生に伝える新たな取り組みなどを打ち出しています。