新型コロナウイルス感染者1.3倍に 7週連続増加
新型コロナウイルスの感染者の数が前の週の1.3倍となりました。7週連続で増加しています。県は、感染者が増える状況がこの先も続くと見込んでいて、基本的な感染対策の継続を呼びかけています。
県のまとめによりますと、県が定点とする25の医療機関で10日までの1週間に確認された新型コロナの感染者数は、前の週から1.3倍に増え135人でした。
7週連続の増加で、先週に続き今年度最多を更新しています。
秋田市や大仙、能代など6つの保健所管内では高齢者施設や教育・保育施設からあわせて9件の集団発生が報告されています。
県は、夏休みやお盆の帰省、それにイベントの開催などで人の往来が増えていること、それに暑さで体力が落ち免疫力が下がっていることなどから、感染者が多い状況がこの先も続くと見込んでいます。
暑さでマスクの着用が難しい場合も手洗いやこまめな換気をするなど、基本的な感染対策の継続を呼びかけています。
一方、子どもがかかりやすいマイコプラズマ肺炎や百日せき、それに伝染性紅斑いわゆるリンゴ病の患者の数も高止まりが続いています。
特にマイコプラズマ肺炎の1定点あたりの患者数は、都道府県別で前の週までの2週続けて全国最多となっています。