男鹿市で住宅1棟が全焼 焼け跡から1人の遺体 火元に住む80代女性と連絡とれず 秋田
12日昼すぎ、男鹿市で住宅1棟を全焼する火事があり、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。
火元に住む80代の女性と連絡が取れなくなっています。
山﨑愛子記者
「こげたような臭いが届いています。現場の住宅の屋根は大きくゆがんでいて今も白い煙が立ち上っているのが確認できます。」
火事があったのは、男鹿市北浦北浦表町の三浦達朗さん94歳の住宅です。
警察と消防によりますと、12日正午過ぎ、近くに住む人から「住宅の玄関が燃えている」と119番通報がありました。
火は通報から約5時間後に消し止められましたが、火元の住宅1棟を全焼したほか、敷地内にある空き家の一部が焼けています。
住宅の焼け跡からは1人の遺体が見つかりました。
三浦さんと2人暮らしの80代の妻と連絡が取れなくなっています。
警察が遺体の身元の確認を進めるとともに、消防と火事の詳しい状況を調べています。
現場は北浦漁港から北西に約600メートルの住宅地の一角です。