大曲の花火 約1万8,000発の花火が夏の夜空彩る 県内外から訪れた多くの観客を魅了 30日 秋田
30日、大仙市で全国花火競技大会、大曲の花火が開かれました。
夏の夜空に打ち上げられた約1万8,000発の花火が、県の内外から訪れた多くの観客を魅了しました。
朝まで雨が降っていたものの、昼からは日差しが照りつけた30日。
日が暮れ始めると、花火大会の会場、大仙市の雄物川の河川敷に続々と人が集まり始めました。
用意された観覧席10万席は完売です。
愛知からの家族
父「20年位前から」
母「ずっと来たくて、やっと来られた」
父「受験とかいろいろ終わってやっと来られるようになりました」
母「めっちゃ楽しみに来ました」
山形からの夫婦と宮城からの娘たち
母「そこらへんの花火とはちょっと違うよね、きれいだもんね」
娘「音とかもやっぱ違うしね大きいから」
男性「圧倒的な迫力が(笑顔でうなずく)」
宮城からの家族
父「魅力はやっぱり大会提供がいちばんかなと思いますね。やっぱりこう目いっぱい、画面いっぱいというか、視野いっぱいに広がるので、それが見るのがすごく楽しみです」
息子「楽しみです」
いよいよ、夜花火が始まります。
花火師が技術の粋を尽くした、同心円状の菊型花火、芯入割物に。
色や形に個性があふれる自由玉。
それに、音楽に乗せて次々と花火が打ち上がる創造花火、ぞれぞれの部門で全国から集まった28の花火業者が、日本一の座を競い合いました。
訪れた多くの観客が心待ちにしていたのが、大会提供花火です。
今年の大会提供花火のテーマは「平和」。
フィンランドの独立運動を象徴する曲「フィンランディア」に合わせ、約2,200発の花火が夏の夜空を彩りました。
視界いっぱいに広がった約1万8,000発の花火が、県の内外から訪れた多くの観客を魅了しました。