会員登録料やデート資金、違約金などの名目で…大館市の60代男性 電子マネー341万円分の利用券をだまし取られる

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秋田 2025.05.20 11:50

SNSのInstagramに届いた「あなたに興味があって連絡しました」というダイレクトメッセージをきっかけに、大館市の60代の男性が、電子マネー341万円分の利用権をだまし取られました。

大館警察署の調べによりますと、今年2月中旬、大館市に住む60代の男性のInstagramに「あなたに興味があって連絡しました」というダイレクトメッセージが届きました。

その後、無料通話アプリのLINEでやり取りを続けた男性は、相手から「あなたが住んでいるところで女性を紹介することができる」などと言われ、今度はSNSのテレグラムでのやりとりを始めます。

そして、テレグラムの相手に「女性とデートしたければ会員になる必要がある」などと言われた男性は、会員登録料やデート資金などの名目で、電子マネー27万円分を送金、さらに、手続きにミスがあったとして違約金を要求され、49万円分の電子マネーを送金しました。

その後もデート資金などの名目で支払いを要求された男性は、大館市内の家電量販店やコンビニエンスストアで電子マネーを購入し、その番号を撮影して相手に送信、合わせて265万円分の利用権をだまし取られました。

男性の被害金額は、合わせて341万円にのぼっています。