全国でワイン外交を行う駐日ジョージア大使が県庁へ 鈴木知事は日本酒を贈り交流深める 大使は男鹿のなまはげにしかられたエピソードを披露
ジョージアのワインを日本中に広めようとワイン外交を行う駐日ジョージア大使が27日、鈴木知事の元を訪れました。
鈴木知事からは日本酒が贈られお互いの特産品を紹介しあって交流を深めました。
県庁を訪れたのは、ジョージアのティムラズ・レジャバ駐日大使です。
全国47都道府県を巡るワイン外交の一環で秋田は37番目。
鈴木知事にジョージアのワインを贈りました。
鈴木知事
「大使のワイン外交非常に有名でですね、いつ来てくれるのかなと思っておりました。やっと秋田に来ていただきまして本当にありがとうございます。」
ジョージアはワイン発祥の国で、約8,000年の歴史があると言われています。
レジャバ大使は訪れる都道府県ごとにワインを1本1本選んでいて、秋田には強いきずなを結びたいという思いから「力」を意味する「Jani」という品種のブドウのワインが贈られました。
レジャバ大使が秋田を訪問するのは初めてで、男鹿のナマハゲに会いにいったといいます。
レジャバ大使
「非常に個性が強い県だなということで、ナマハゲの文化にも触れさせていただいて、非常にスリルを味わうことができました」
鈴木知事
「しかられませんでしたか?」
レジャバ大使
「しかられました。なんのことをしかられてるのか分からなかったんですけど」
鈴木知事からは日本酒が贈られました。
20年以上日本で生活しているレジャバ大使。
秋田の食も堪能しました。
レジャバ大使
「今旬だったみたいです。ジュンサイが。これはなかなかあの普段は食べられないんですけれども本場でジュンサイが食べられたっていうのが、すごく印象に残っております。」
「ナマハゲのような文化がほかにもいっぱいあるっていうのを聞いて、もっともっとこれからもその魅力を探っていきたいなというふうに私の中でそういうテーマにつながりました。」
黒海に面したジョージアと、7,000キロ以上離れた秋田の懸け橋が生まれました。