秋田県漁業協同組合が総代会 追徴課税の納付については更正処分待ち

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秋田 2025.06.29 10:06

秋田県漁業協同組合は28日に総代会を開き、税務署から追徴課税の納付を求められていることについて、組合員に説明しました。

県内の漁師など1000人余りの組合員でつくる秋田県漁業協同組合。組合員の代表者が集まった総代会では組合の収支状況や今シーズンの事業計画などが議題となっていましたが全て非公開で行われました。

秋田県漁協は洋上風力発電の事業者側から受け取った協力金をめぐり、その一部について税務署から追徴課税の納付が求められています。この件についても説明をしたということです。

秋田県漁業協同組合・杉本貢組合長「税金がなぜかかっているのか、なぜ納得できないのかというところは説明してご理解をいただいたと思っております。(税務署からの)更正処分を待っているというのは事実ですので、それ以上のことは申し上げられません」

秋田県漁協は仮に追徴課税の納付に応じるとなった場合、協力金を分配した組合員に負担を求める方針です。