県内は田植えのシーズンに 今年から本格的に栽培が始まるコメの新品種「あきたこまちR」の作付けも 秋田・潟上市
県内は田植えのシーズンを迎えました。今年本格的に栽培が始まる新しいコメの品種「あきたこまちR」の作付けも行われています。
さわやかな青空に恵まれた、2日朝の潟上市。
ここで20年ほど前からコメを作り続けている澤井功人さんです。
今年は気温が低い日が多かったため、例年より4日ほど遅く、5月1日から田植えを始めました。
今、力を入れているのが新たな品種「あきたこまちR」の作付けです。
これまでのあきたこまちを改良した新しい品種で、カドミウムなどの有害物質を吸収しにくい特徴があります。
県内で本格的な栽培が今年始まったあきたこまちR。
澤井さんは、所有するおよそ55ヘクタールの田んぼのうち、半分以上の30ヘクタールほどで作付けすることにしています。
澤井功人さん
「とにかく美味しいお米になって、自分たち生産者はとりあえず豊作になってくれれば良いなという気持ちです」
澤井さんの田んぼでは、180トンのあきたこまちRの収穫を見込んでいます。