風車の羽根落下事故 本体に残っていた折れた羽根の撤去が完了 落下した部分と茨城に運び原因究明へ
秋田市新屋にある風車の羽根が落下した事故で、風車本体に残っていた折れた羽根が、23日午前、撤去されました。
事故で落下した部分も含めて茨城に運ばれ、原因究明が進められることになっています。
今月2日に風車の羽根が落下する事故が起きてから、3週間。
長さ40メートル余りある羽根のうち、風車本体に残っていた約10メートルの折れた羽根の撤去が、3日前から進められてきました。
そして、午前10時すぎ、ボルトなどで風車に固定されていた羽根が本体から外され、地上へ下ろす作業が慎重に行われました。
今後、事故で落下した部分も含めて茨城に運ばれ、風車の設置業者・さくら風力が立ち上げた事故調査委員会などで、原因究明が進められることになっています。
また、23日から残りの2つの羽根の取り外しにも着手しています。
いずれも今月中に本体から外される予定です。