風車の羽根落下事故 本体に残っていた折れた羽根の撤去が完了 落下した部分と茨城に運び原因究明へ

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秋田 2025.05.23 18:12

秋田市新屋にある風車の羽根が落下した事故で、風車本体に残っていた折れた羽根が、23日午前、撤去されました。

事故で落下した部分も含めて茨城に運ばれ、原因究明が進められることになっています。

今月2日に風車の羽根が落下する事故が起きてから、3週間。

長さ40メートル余りある羽根のうち、風車本体に残っていた約10メートルの折れた羽根の撤去が、3日前から進められてきました。

そして、午前10時すぎ、ボルトなどで風車に固定されていた羽根が本体から外され、地上へ下ろす作業が慎重に行われました。

今後、事故で落下した部分も含めて茨城に運ばれ、風車の設置業者・さくら風力が立ち上げた事故調査委員会などで、原因究明が進められることになっています。

また、23日から残りの2つの羽根の取り外しにも着手しています。

いずれも今月中に本体から外される予定です。