共産党秋田県委員会が今夏の参議院選挙の方針を明らかに 選挙区は候補者を擁立せず現職の寺田静氏を支援 比例で議席増加を目指す
この夏の参議院選挙について共産党秋田県委員会は、秋田県選挙区に無所属で立候補する現職の寺田静氏を支援する方針を明らかにしました。
党員に寺田氏への投票を呼びかけるとともに、比例での議席増加を目指すことにしています。
共産党秋田県委員会は13日、記者会見を開いて、この夏の参議院選挙に独自の候補者を擁立せず、2019年に続いて無所属で現職の寺田静氏を支援する方針を明らかにしました。
寺田氏は今年1月に出馬表明したあとに秋田県委員会を訪れ、自身の国会議員としての実績や、今後、力を入れたい政策について説明したということです。
共産党秋田県委員会 藤本友里委員長
「寺田氏が示している、医療・介護従事者の待遇改善、消費税引き下げ、公的助成で中小企業の賃上げ、教育の無償化、奨学金の拡充、国民主権・平和主義・基本的人権の尊重を守ります、9条を変える必要はありませんなど、国民の願いや憲法へのスタンスに共感し、共に力を合わせて実現していく思いを共有しました」
今回の方針は共産党の本部からも了承を得ていて、参議院選挙では党員に寺田氏への投票を呼びかけるとともに、比例での議席増加を目指すことにしています。
参議院選挙には、寺田氏のほか、自民党の元参議院議員、中泉松司氏と、参政党の新人、佐藤美和子氏が出馬を表明しています。