秋田の夏の風物詩 竿燈まつり開幕 266本の光の稲穂が夜空を彩る 秋田市

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秋田 2025.08.04 18:21

秋田の夏の風物詩、竿燈まつりが昨夜開幕しました。

差し手の妙技に勇壮なお囃子、そして夜空を彩る光の稲穂が多くの観光客を魅了しました。

今年も待ちに待ったまつりの季節がやってきました。

秋田市の竿燈まつりは江戸時代から続く伝統行事です。

病魔や邪気を祓う七夕行事、ねぶり流しが起源とされています。

高さ12メートル、重さ50キロにもなる竿燈を夜空に掲げ、五穀豊穣を願います。

米俵をかたどった提灯の数は、約1万にものぼるといいます。

見どころは何といっても差し手の妙技。

勇壮なお囃子がさらに引き立てます。

脈々と受け継がれる、伝統。

今年は町内会や企業などあわせて67の団体が参加し、県の内外から訪れた多くの観光客を魅了しました。

台湾から来た観客
「初めて見た、結構すごい、皆さん練習しないとこれはできないですねすばらしい」

岩手から来た観客
「すっごい感動しました。若い方々頑張ってらして涙出そうです。」

266本の光の稲穂は、6日まで秋田の夏の夜空を彩ります。