秋田の夏の風物詩 竿燈まつり開幕 266本の光の稲穂が夜空を彩る 秋田市
秋田の夏の風物詩、竿燈まつりが昨夜開幕しました。
差し手の妙技に勇壮なお囃子、そして夜空を彩る光の稲穂が多くの観光客を魅了しました。
今年も待ちに待ったまつりの季節がやってきました。
秋田市の竿燈まつりは江戸時代から続く伝統行事です。
病魔や邪気を祓う七夕行事、ねぶり流しが起源とされています。
高さ12メートル、重さ50キロにもなる竿燈を夜空に掲げ、五穀豊穣を願います。
米俵をかたどった提灯の数は、約1万にものぼるといいます。
見どころは何といっても差し手の妙技。
勇壮なお囃子がさらに引き立てます。
脈々と受け継がれる、伝統。
今年は町内会や企業などあわせて67の団体が参加し、県の内外から訪れた多くの観光客を魅了しました。
台湾から来た観客
「初めて見た、結構すごい、皆さん練習しないとこれはできないですねすばらしい」
岩手から来た観客
「すっごい感動しました。若い方々頑張ってらして涙出そうです。」
266本の光の稲穂は、6日まで秋田の夏の夜空を彩ります。