ブラウブリッツ秋田・岩瀬社長 スタジアム整備を巡り"新設前提”の議論の経緯を踏まえてほしい考え「不安な部分と懸念している部分を注視」
ブラウブリッツ秋田の岩瀬浩介社長は、新設を前提としたこれまでの議論の経緯を踏まえてほしいという考えを改めて示しました。
スタジアム整備を巡り、岩瀬社長は、改修も検討する沼谷市長の考えをJリーグ側がどう受け止めるのか注視していきたい考えです。
スタジアムと同じように、上位リーグでプレーするためには欠かせない、ブラウブリッツ秋田の拠点・クラブハウスで開かれた記者会見。
岩瀬社長は、昨シーズンの決算で、物価高や人件費の高騰などによって、2期連続の赤字となったものの、売上高は過去最高となる10億700万円になったことを報告しました。
ブラウブリッツ秋田 岩瀬浩介 社長
「クラブの発展といった部分であったり、成長をお示しするうえでは、売り上げがずっと伸びているといったことは(スタジアム整備の議論で)非常に大きな要因になってくるかなというふうに思います」
スタジアムの整備を巡って、1週間前、秋田市の沼谷市長と会談し、自らの考えを伝えた岩瀬社長。
岩瀬 社長
「これまでの期間といったものを、私自身は正直ネガティブには捉えたくないので、しかるべき期間だったかなと思っております」
30日の記者会見でも、改めて、新設を前提に議論が進められてきた経緯を踏まえてほしいという考えを示しました。
岩瀬 社長
「新設ということを前提に、これまでもいわゆる特例措置として我々にクラブライセンスを付与されたという背景がございますので、その部分はしっかりと注視しながら、我々も不安な部分と懸念している部分とございますし、しっかりと注視して参りたいなと」
来月1日には、東京で、沼谷市長とJリーグのトップ・野々村芳和チェアマンの面会が控えています。
岩瀬社長は、“改修”も検討する沼谷市長の考えを、Jリーグ側がどう受け止めるのか、注視することにしています。