鈴木知事 スタジアム整備の事業主体は「(秋田)市なのかなと思っていた」市側からの直接説明はまだ
秋田市の八橋運動公園内で計画されているスタジアム整備をめぐり、鈴木知事は過去の議論の経緯を踏まえ、事業主体は秋田市であるべきとの認識を示しました。
市側は県が主体になることも想定しているとの立場ですが、県側は、まだ直接説明を受けていないと明かしています。
スタジアム整備をめぐっては、施設を新たにつくる新設と既存の施設の改修、両方の場合の事業費や整備スケジュールを秋田市が示すことになっています。
鈴木 知事
「あくまで報道等で聞いた話ですが、仮定のことに対する仮定の回答ですので、具体的に何か一歩前進とかそういうことではないんじゃないかなと認識しています」
秋田市は、事業費の額などによっては事業を中心的に担う事業主体が県になる可能性に言及しましたが、鈴木知事は仮定の話であると受け止めているとの認識を示しました。
鈴木 知事
「仮定の話に対する答えであったり、そういうのに対してワーって(報道機関の)皆さん、反応が非常に大きいなぁと思っています」
鈴木知事は、これまで、市が事業主体になる想定で議論を進めてきたことから、その経緯を踏まえるべきとの考えを示しました。
ー現時点で知事の事業主体に対する考え方は?
鈴木 知事
「私はこれまでの議論をみてきていますので、その流れで(事業主体は)市なのかなと思っておりましたけれども」
なお、鈴木知事は、事業主体のあり方について市側からの説明はまだないことも明らかにしています。