れいわ新選組・山本太郎代表が秋田市で演説「とっとと減税。消費税廃止」 農政の大胆な改革案も示す
参議院選挙での議席の上積みを目指して、れいわ新選組の山本太郎代表が、秋田市で演説しました。
秋田県選挙区には候補者を擁立していないものの、党が掲げる「消費税廃止」を強く訴えたほか、農政の大胆な改革案も示しました。
れいわ新選組の山本太郎代表は、選挙区に候補者を擁立していないエリアも含め、全国を回っていて、16日は秋田市で演説しました。
れいわ新選組 山本太郎 代表
「秋田は景気いいんですか?どうですか?力いっぱい悪いって表現されてましたけど」
れいわ新選組は、今回の参議院選挙で、改選2議席からの上積みを目指しています。
山本代表は、景気を良くするために、消費税を廃止して、経済をまわす必要があると強く訴えました。
山本太郎 代表
「この国を立て直すためには、まずはあなた、皆さんの使えるお金を増やす。これどこの国でもそうですよ。まず景気が悪くなる、悪くなりそうになる。そういう時には、まずみんなの使えるお金を、減税とかさっさとやって、増やしていくんです。どうしてそうなのか、あなたの消費は回り回って誰かの所得になるんです。あなたが使ったお金は回り回って誰かの給料になるんです」
「1円でも100円でも1,000円でも1万円でも、あなたの使えるお金を増やしていくことが、景気回復するのに絶対的に必要なこと。とっとと減税。消費税廃止。これ以外に道はない」
秋田は「日本の胃袋を支える大事な土地」と話した山本代表。
農業従事者の高齢化にも触れ、大胆な改革案も示しました。
山本太郎 代表
「ものすごくシンプルです。若い人たちが他の仕事をしている人たちが、もうかるんだったら農業をやろう、生産者になろうと、ある意味での労働力移転が起こるようなことをしなきゃダメなんですね」
「作ったものを全部買う。作れなかったとしても、作れたとしてお金を払う。決して損をすることなく、十分にもうけられるぐらいの大胆な農政に変えていかなければ、この高齢者の方々が70%を超える農業従事者の状況を変えていけないだろうと思っています」
予定時間ギリギリまで秋田で対応した山本代表は、「世界の農業が強い国は、大胆にお金を出しながら生産者を支えている。そういうことをこの国から始めていきたい」と述べ、支持を訴えました。