認知症予防へ 聴力低下が認知症リスク高める 県が新たに高齢者対象の聴力検査を開始 秋田
認知症の予防や早期発見につなげようと、県は、高齢者を対象にした新たな検査を始めました。
主に調べるのは音の聞こえ方、聴力です。
県は、今年度秋田大学に委託して、認知症の予防に向けた新たな検査を始めます。
8日は、能代市で初めての検査が行われ、72歳から90歳までの29人が受けました。
主に調べるのは音の聞こえ方、聴力です。
海外では、聴力の低下が認知症のリスクを高めるという研究結果が複数報告されています。
県は秋田大学にデータを集めてもらい、認知症の予防や早期発見につなげたい考えです。
参加者
「1日中何か探してるような気がする」
医師
「あ、そうなんですね。だから本当に今認知症の方って 増えてるので、どうしてもね、 ちょっと気になるようだったら、 病院にね、早めに行った方がいいです」
県は今後、能代市のほか、秋田市と仙北市でも検査を行うことにしています。