県内で販売された随意契約の政府備蓄米 先月29日までの累計で全国最少の16トン 銘柄米を含むコメの販売価格は値下がり続く 秋田
随意契約で放出された政府備蓄米の販売数量は、先月29日までの累計で秋田は全国で最も少ない16トンでした。
全国の累計販売量は3万2,000トン余りにのぼっていて、コメの販売価格は値下がりが続いています。
県内では先月下旬から随意契約による政府備蓄米の販売が本格的に始まりました。
農林水産省のまとめによりますと、先月29日までに県内で販売された量の累計は16トンで、前回、1週間前の調査に続き全国で最も少なくなっています。
最も多いのは、大阪で2,862トン、次いで東京が2,629トン。
東北6県では宮城が379トンと最も多く、福島が154トン、山形が79トンと続いています。
全国での累計販売量は3万2,000トンを超えました。
一方、先月29日までの1週間に全国で販売された銘柄米を含むコメの平均価格は、5キロ税込みで3,672円でした。
6週連続の値下がりで、3,600円台となったのは約5か月ぶりです。
随意契約による政府備蓄米の流通が進んだことが要因とみられています。