アメリカ空軍オスプレイの緊急着陸から2か月 県が情報提供を要請するも回答なし 秋田
今年7月、大館能代空港に緊急着陸したアメリカ空軍の輸送機オスプレイについて、県は東北防衛局に経緯や原因を明らかにするよう求めていますが、2か月近くたったいまも、何の回答もないことがわかりました。
今年7月、アメリカ空軍の輸送機オスプレイが大館能代空港に緊急着陸。
東北防衛局は、パイロットが通常とは異なる兆候を察知し安全確認のために着陸したと説明していました。
県は、少なからず県民に不安を与えたとして東北防衛局に対し、着陸の経緯や原因を明らかにし速やかな情報提供をするよう要請していました。
しかし2か月近くが経ったいまも、なんの回答もないことを、鈴木知事が17日の県議会で明らかにしました。
県は何度か東北防衛局に確認をしていますが、アメリカ軍から返答がない状況で、当日の運航ルートについても非公開と説明されているということです。
県は全国知事会を通じて、アメリカ軍機の訓練ルートなどを事前に情報提供するよう要望しています。