新型コロナ感染拡大続く…感染者数8週連続増で今年最多に お盆で人の移動が増えたことが要因のひとつか 秋田
新型コロナウイルスの感染拡大が続いています。
県内の感染者の数が前の週の2倍に増え、今年、最も多くなりました。
お盆で人の移動が増えたことが感染拡大の要因のひとつとみられています。
県のまとめによりますと、今月17日までの1週間に県が定点とする24の医療機関で確認された新型コロナウイルスの感染者は257人で、前の週の2倍となりました。
8週連続の増加で、今年最多を更新しています。
1医療機関あたりの感染者数は10.71人で、2ケタ台になるのは去年の9月以来です。
高齢者施設を中心に10件の集団発生も報告されています。
お盆や夏休みで人の移動が増えたことが感染拡大の要因のひとつとみられていて、今後しばらくは増加傾向が続く可能性があります。
また、マイコプラズマ肺炎の患者の数は、県が定点とする8つの医療機関で63人で、前の週の1.3倍に。
過去10年で最も多かった先週をさらに上回っています。
暑さで換気がおろそかになることも感染拡大につながっている可能性があり、県は、基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。