海開き前の海水浴場で約250人が清掃活動 自動車メーカー開発の特別な車両も活躍 オープンは23日の予定 秋田・にかほ市
今月下旬の海開きを前に、にかほ市の海水浴場で砂浜の清掃活動が行われました。
人の手では拾いづらい砂に埋もれたごみの回収では、自動車メーカーが開発した特別な車両が活躍しました。
にかほ市の象潟海水浴場で8日、砂浜の清掃活動が行われました。
素足で歩ける砂浜を次の世代に残そうと自動車メーカーのホンダが19年前に始めた地域貢献活動で、これまでに全国で約450回実施されています。
にかほ市で行われるのはこれが11回目で、秋田県ホンダ会の会員や地元の中学生など約250人が参加しました。
参加者
「けっこう汚れてるのであのー海開き前までにはちゃんときれいにしていきたいなとは思います」
参加の親子
「こういうことをやるとやっぱ子どもを安心して遊ばせれるのでいいと思いますね」
表面上はきれいに見えても、砂の下にはたくさんのごみが埋まっていることがあります。
人の手では拾いづらい細かいごみの回収では、ホンダが独自に開発し特許を取得したビーチクリーナーが活躍しました。
特別な車両の力も借りながら参加者全員でたくさんのゴミを拾い集めました。
秋田県ホンダ会 千葉大助会長
「地域の皆さんとのつながりというのは非常に重要なところだと思っているので、そういうのもつなげるためにもやっぱりこう海の清掃活動を通じて、環境整備というのにつなげていければと思ってやっているという感じになってます」
象潟海水浴場の海開きは23日水曜日で、来月にかけてトライアスロンの大会や花火大会など、様々な催しが予定されています。