スイカの産地・横手市で小学生が苗植え体験 成長を記録しながら学び夏休み明けに収穫へ

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秋田 2025.06.04 18:10

県内一のスイカの産地横手市で地元の小学生が苗植えを体験しました。

この先の成長を記録し食べごろとなる夏休み明けに味わう予定です。

スイカの苗を植えたのは雄物川小学校の4年生です。

ふるさとへの愛着を深めてもらおうと、総合的な学習の時間に地域を代表する農産物のスイカについて学んでいます。

JA秋田ふるさと青年部 石塚奏介 さん
「これを植えるときは、人差し指と中指で軸に指当ててここに小さな穴空いてます。これぽって押すとこう。おおーーー」

学校の畑に植えたのは、シャリシャリとした食感と甘さが際立つ県のオリジナル品種「あきた夏丸」です。

穴掘り指導
「こっち側、自分の方、ここら辺がまだあれかな。よしよしいいぞ、OK?あーいいじゃん、それくらいかな」

児童たちは農家の指導を受けながら、根を傷めないようにひとつひとつ丁寧に植えていきました。

植える指導
「クルっとクルっとそう、そのままやるとほら、おおーー」

植えた苗は全部で24本。

順調に成長すれば1つの苗から3玉から5玉ほど実をつけ、約100個のスイカが収穫できるといいます。

掛け声
「おいしくなーれ、甘くなーれ、甘くなーれ、もえもえきゅん」

児童
「茎が折れたら枯れてしまったり、そういう注意点とかも詳しく学べたし、本当にうれしかったです」

児童
「ちょっと難しかったけど、友達と一緒に協力してできたので楽しかったです」
「おいしく育ってほしいです」

子どもたちは成長を記録しながらスイカについて学び、食べごろとなる夏休み明けに収穫も体験します。

自宅で味わうほか、雄物川高校の生徒とのジャムづくりにも活用されるということです。