県職員の男(56)を懲戒免職処分に 県発注の工事を巡り賄賂を受け取った罪に問われる 当時の上司3人は戒告や厳重注意処分 秋田県
県が発注した工事を巡り業者から賄賂を受け取った罪に問われている職員の男を県は懲戒免職処分としました。
また、管理監督責任を問い、当時の上司3人を戒告や厳重注意処分としました。
懲戒免職となったのは県秋田地域振興局建設部の保全・環境課に所属していた齊藤一人被告56歳です。
齊藤被告は2022年度の県発注の道路補修工事をめぐり、業者から現金200万円の賄賂を受け取ったとして逮捕・起訴されていました。
先月27日の初公判で起訴内容を認めたことを受け、県は2日付で齊藤被告を懲戒免職処分としました。
齊藤被告は受け取った賄賂をスナックでの支払いに使ったり、ホステスに渡したりしていたということです。
また、管理監督責任を問い、当時の上司3人を戒告や厳重注意処分としました。
今回の処分を受け鈴木知事は「不祥事の根絶に向けて不断に取り組んでいく」とコメントしています。