横手市増田まんが美術館で開館30周年の記念特別展開催 地元出身の矢口高雄さんなど12人の漫画家の原画を展示 秋田

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秋田 2025.09.17 17:49

横手市増田まんが美術館で開館30周年を記念した特別展が開かれています。

地元出身の矢口高雄さんなど12人の漫画家の原画が展示されていて、美術館や漫画の歴史も学ぶことができます。

収蔵数は世界一の約49万枚。

漫画の原画を保存する取り組みで知られる、横手市増田まんが美術館では、開館30周年を記念した特別展が開かれています。

会場には2020年に亡くなった地元出身の矢口高雄さんなど、12人の漫画家の原画約300点が展示されています。

戦後に普及した日本の漫画文化の礎とも言える貸本漫画をはじめ、作家の思いが宿る貴重な原画を間近で鑑賞することができます。

また、来月21日に開館30周年を迎えるまんが美術館のこれまでの歩みや、漫画の変遷を紹介するコーナーも設けられていて、原画を楽しみながら知識も深めることができます。

横手市増田まんが美術館 安田悠花さん
「12名の先生の作品を一堂に見ることっていうのがなかなか当館でもないと思いますし、飾ることもなかなかないのでそういうところはぜひ見ていただきたいなと」

作家の息づかいに触れながら美術館や漫画の歴史も学ぶことができる特別展、『 WE LOVE MANGA 』。

会期を3回に分け作品を入れ替えながら12月28日まで開かれています。