県が補正予算案を県議会に内示 一般会計総額で9億5,600万円余り 先月の記録的な大雨からの復旧事業は支援策まとまり次第追加で編成の方針
県は、一般会計の総額で9億5,600万円余りの補正予算案を県議会に内示しました。
先月の記録的な大雨からの復旧事業については被害の全容が判明して支援策がまとまり次第、追加で補正予算を編成する方針です。
6月から7月にかけて雨の量が極端に少ない状態が続き、県内は、記録的な渇水に見舞われ農作物に大きな影響が出ていました。
県が内示した補正予算案は一般会計の総額で9億5,600万円余りで、このうち農家などが農業用水の確保のために行った応急対策の経費の一部を助成する事業に6,400万円を計上しています。
このほか、SNSに特化した新たな外部アドバイザーを招へいするなどのマーケティング戦略推進事業に1,400万円、大学生などのAターンを促進する事業に1,380万円を充てています。
鈴木健太知事
「8月の大雨被害に対する復旧費用等につきましては、準備が整い次第補正予算案を追加提案させていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたしします」
県の補正予算案を審議する県議会は1週間後の8日に始まります。