地域の安全を守る!コープあきたのパトロール隊が出発式 配達などで地域を回りながら子どもやお年寄りの安全に目を光らせる
地域の安全を守ろうと、コープあきたが結成したパトロール隊の出発式が行われ、隊員たちが決意を新たにしました。
県内8か所に事業所を持つもつコープあきたは、16日、「こども110番・地域安全パトロール隊」の出発式を行いました。
安全な地域社会を目指そうと、職員の提案がきっかけで16年前に始まったこの取り組み。
配達などで各地域を回るコープあきたのすべての車両265台にステッカーを貼り、子どもやお年寄りが犯罪に巻き込まれないように目を光らせます。
鈴木将馬 隊長
「配達先の組合員さんだけではなく、常に地域に寄り添うことを忘れず、安心・安全で暮らしやすい地域になるよう貢献することを誓います」
高齢化が進む中、見守り活動の重要性は増しています。
鈴木 隊長
「ピンポンを押したら出て来てくれる人がきょうはいなかったりすれば、いつもとちょっと違うなって思ったり、そういうところがやっぱり僕たちコープあきたのすごいいいところだと思っています」
「一週間に一回、配達に行かせてもらった時に、必ず『大丈夫ですか』っていう一言を、声かけていけるようにしていきます」
また、県警察本部のまとめによりますと、県内では去年1年間で、子どもへの不審な声かけ事案が78件発生しています。
いざという時はクラクションを鳴らしたり、車の中に避難してもらったりすることも念頭に、決意を新たにした隊員たちは、早速パトロールに出発しました。