中高生対象の避難訓練 浸水被害から命を守るための知識と行動を学ぶ 高齢者をおんぶして逃げることも想定 秋田・八郎潟町
大雨による被害が相次ぐ中、八郎潟町では中学生と高校生を対象にした避難訓練が行われました。
生徒たちは浸水被害から命を守るための知識と行動を学びました。
避難訓練は大雨による浸水被害が相次いでいることを受けて県教育委員会などが開きました。
参加したのは五城目高校と八郎潟中学校の生徒約50人です。
浸水時は泥水などで足元が見えにくくなります。
傘やバットなど身の回りにあるものを使って障害物を避けながら歩きます。
避難する際、重要なのが履物選びです。
長靴は中に水が入って重くなるため歩きにくく危険です。
17日は高齢者をおんぶして逃げることを想定した訓練も行われました。
参加した生徒
「足とられて自分のバランスが取れなくてそれでさっきみたいに落ちちゃいました」「高齢者の方でも体格差があるととてもおんぶするのは難しいなと思います。でも浸水とか被害の起きた時は自分から積極的に助けに行きたいと思いました」
参加した生徒
「サンダルとかじゃなくてちゃんとした靴を履いたり、声を掛け合って避難したいなと思いました」
生徒たちは自分の命を自分で守ることや地域の一員として周りの人と助け合って避難することを学びました。