7月の平均気温27.4度 統計史上7月として最高に 暑さが厳しい時季は感電事故にも注意を 発汗も事故の原因に
1日も県内は各地で厳しい暑さとなりました。
3日連続で熱中症警戒アラートも発表されました。
連日、汗をかきながら様々な作業をしている方も多いと思いますが、その汗も原因のひとつとなる「感電事故」にこの時季は注意が必要です。
1日も県内は高気圧に覆われ、東からの風が山を越えて吹き降ろすフェーン現象も加わり、厳しい暑さとなりました。
最高気温は最も高かった横手市が37.4度、秋田市が37.0度、北秋田市鷹巣が36.9度、県内16地点で猛暑日に。
県内各消防本部によりますと1日午後4時までに熱中症で搬送された人は4人でした。
記録的な暑さは数字でも。
先月1か月間の秋田市の平均気温は27.4度で、140年以上前の統計開始以来7月としては最も高くなりました。
この暑さが厳しい今の時季は、「感電事故」にも注意が必要です。
1日は、JR秋田駅周辺で電気事故防止を呼び掛けるキャンペーンが行われました。
東北電気保安協会によりますと、8月は、暑さで注意力が低下しやすく、また、汗をかくことで体に電気が流れやすくなるため電気事故が増える傾向にあります。
特にコンセントへの抜き差しは、ぬれた手で行うと危険だということです。
東北電気保安協会 秋田事業所 中野渡君男 所長
「夏場は感電事故が大変増えます。水気、汗を拭きとって電気製品を扱ってほしいと思いますのでよろしくお願いします」
県内には2日も熱中症警戒アラートが発表されました。
電気を安全に利用しながら引き続き熱中症への厳重な警戒が必要です。