アメリカ空軍のオスプレイ 大館能代空港に緊急着陸 18日 秋田

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秋田 2025.07.21 18:13

18日金曜日、大館能代空港にアメリカ空軍の輸送機オスプレイが緊急着陸しました。

オスプレイが県内上空を飛行する際は防衛省東北防衛局から県に連絡が入ることになっていますが、6年前の2019年8月以降、1度も連絡がないままの緊急着陸でした。

土屋弘樹記者 
「アメリカ軍関係者でしょうかオスプレイのすぐ近くには迷彩服姿の人たちの姿が見えます」

県によりますと、アメリカ空軍のオスプレイが緊急着陸したのは、18日金曜日の午後3時半過ぎです。

国土交通省新千歳空港事務所から大館能代空港に「緊急着陸するため誘導して欲しい」と連絡が入りました。

その連絡直後、オスプレイはすでに空港の上空まで来ていたと言います。

土屋弘樹記者
「米軍関係者でしょうか。車両が2台横づけされて中から多くの人が出てきました」

「パイロットが飛行中に通常とは異なる兆候を察知し、安全確認のため必要な手段として予防着陸を行った」と東北防衛局は説明しています。

土屋弘樹記者
「トラブルの原因を調べているんでしょうか。アメリカ軍関係者とみられる人たちがオスプレイを確認している様子がうかがえます」

世界各地で報告されているオスプレイの事故。

おととしの11月には、鹿児島県の屋久島沖で墜落し、アメリカ軍の乗員8人全員が死亡しています。

オスプレイが県内上空を飛行する際は、防衛省東北防衛局から県に連絡が入ることになっていますが、6年前の2019年8月以降、1度も連絡がないままの緊急着陸でした。

土屋弘樹記者
「午後10時48分です。オスプレイのプロペラが回り始めました」

緊急着陸したオスプレイは、点検が行われた後の午後10時55分、三沢基地に向かって離陸しました。

けが人や大館能代空港発着の便への影響はありませんでした。