“昼竿燈” 妙技会始まる!磨き上げた技で観客を魅了 時折風吹く難しさも 秋田市
4日は“昼竿燈”とも呼ばれる妙技会も始まりました。
時折風も吹く難しさもある中で、差し手たちは磨きあげた技を競い合いました。
秋田市のエリアなかいちで始まった”昼竿燈”、妙技会。
1チーム5人で、流し・平手・肩・額・腰とそれぞれ技を披露する団体規定や、1人で技を順番に演技する個人戦などの予選が行われ、差し手が磨きあげた技を競いました。
大若での演技は、差し手の姿勢や、根ざした稲穂のように竿燈が安定しているかどうかが審査のポイントとなります。
差し手は直径6メートルの円の中での演技が求められますが…
4日は、時折強く吹いた風にあおられ、最後まで演技を続けられなかったチームも。
風を読み、自分の位置を修正するのも差し手の腕の見せ所です。
その他、笛・太鼓のリズムや音色を審査するお囃子の部門や、竿燈を高くする継竹や、花笠などで点数が増える自由演技部門の予選も行われ、夜の竿燈とはひと味違った技の競演が多くの観光客を魅了しました。
盛岡市から来た観客(小学3年)
「肩とか腰に乗せるところがすごいと思った」
東京から来た観客
「どんどん上に上がっていって、初めて見させていただいたんですけど、皆さんの技がすごかったです」
東京から来た外国人の観客
「みんな強くてかっこよくて」
演技の合間には、ミニ竿燈に触れられる体験会も開催され、目の前で見た妙技に挑戦する人の姿も見られました。
妙技会の予選は5日まで続き、6日に決勝が行われます。
なお、悪天候の場合は、会場が変更になる場合があるのでまつりのHPなどでご確認ください。