秋田中央交通が路線バス運賃の引き上げを申請 利用者数の減少や燃料費高騰が影響 承認されると10月から2割程度上昇の見込み 秋田市

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秋田 2025.07.15 18:12

秋田市の路線バス会社秋田中央交通が10月からの運賃の引き上げを国土交通省に申請したと発表しました。

利用者の減少や燃料費の高騰が原因と説明していて、承認されると2割程度運賃が上がる予定です。

秋田市に本社がある秋田中央交通は15日、国土交通省東北運輸局に対し路線バスの運賃の上限引き上げを申請しました。

申請通りに承認された場合、10月からの初乗運賃が現在の170円から210円に引き上げられるほか、空港リムジンバスや通勤定期券も2割程度高くなるということです。

人口減少にともなう利用者の減少や燃料費の高騰が続く中、この先も安定した輸送サービスを提供するために収支の改善が必要不可欠と判断したと説明しています。

秋田中央交通は今後、路線網の再編なども検討し利便性の向上を図っていく方針です。