2度の不信任決議で前の市長が失職 鹿角市長選挙で新人の笹本真司氏が初当選 5人の選挙戦を制す
市議会による2度の不信任決議で前の市長が失職したことに伴う鹿角市長選挙の投票が27日行われ、新人の笹本真司氏が5人の選挙戦を制し初当選しました。
27日夜、鹿角市内の選挙事務所で当選の知らせを聞いた元市議会議員で新人の笹本真司氏は、鹿角市長選に立候補した5人のうち最も若い39歳です。
初当選 笹本真司さん
「市民の一人ひとりが将来を懸けてくれたっていうことは非常に大きいものだと思ってます。だからこそ今、僕はこの期待に絶対に応えないといけない」
過去最多の5人が立候補した今回の鹿角市長選挙。
笹本氏は、次点の前市長=関厚氏に500票余りの差をつけて初当選を果たしました。
選挙戦では前市長のパワハラ問題で混乱した市政に終止符を打ち、市民との対話を重視しながら人口減少に対応した地域づくりを進めると訴えた笹本氏。
任期は4年間です。
鹿角市長選挙の投票率は前回を4.72ポイント下回る58.41%でした。