巧妙な手口の詐欺による被害が相次ぐ…秋田市の40代女性 複数の詐欺に遭い総額約756万円をだまし取られる
手口が多岐にわたり、巧妙化する詐欺による被害が相次いでいます。
秋田市の40代女性は、複数の詐欺被害に遭い、被害額は総額で約756万円に上っています。
秋田臨港警察署の調べによりますと、秋田市に住む40代の女性は、今年2月、SNSのInstagramで見つけた副業に関する広告を通して、うその投資話を持ち掛けられるなどして、現金約385万円をだまし取られていました。
その後、女性は、警察に相談し、防犯指導を受けましたが、相手の指示に従っていればだまし取られた金を取り戻せると考え、再び相手に連絡、さらに現金約207万円をだまし取られました。
その後も女性は副業に関する広告をきっかけに「あなたは2億5千万円を受け取ることができる15人に選ばれました」などとメッセージが届いたことで、電子マネーの利用権約144万円分を。
融資に関するサイトを通じて、現金約20万円をだまし取られました。
女性の被害額は、最初に分かったものと合わせて約756万円に上っています。
県内では、ほかにも、横手市の40代男性が、融資の保全預託金名目で現金約340万円を、仙北市の60代男性が、投資に関する広告をきっかけに現金160万円をだまし取られる被害に遭っています。