一般会計の総額で約213億円の補正予算案を県議会に内示 鈴木知事が初めて編成 秋田県

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秋田 2025.05.19 11:45

秋田県は、一般会計の総額で約213億円の補正予算案を県議会に内示しました。

「実効性のある人口減少対策の推進」などに取り組む事業費などを計上しています。

先月就任した鈴木知事が初めて編成した補正予算案は、一般会計の総額で約213億円です。

今年度の当初予算は、知事選を控え、新規事業を抑えた骨格編成となっていたため、それを肉付けする形で編成されました。

鈴木 知事
「マーケティングによる施策の推進に要する経費のほか、重点的に取り組む施策として、実効性のある人口減少対策の推進や、持続可能性を基盤とした、稼ぐ力の向上に関する事業等について計上しております」

経済波及効果の大きい企業の立地を促進するため、設備投資や本社機能の移転に関わる経費の助成に26億4000万円余り、物価高騰に伴う医療機関への緊急的な支援事業として約13億1000万円を計上しています。

また、新たにマーケティング戦略室を設置し、ニーズに応じた事業を実施するための体制構築などに約1080万円、首都圏の子育て世代に秋田の魅力を発信するイベントの費用として920万円を盛り込んでいます。

県の補正予算案を審議する県議会は、今月26日に始まります。