6月に1,000万円以上の負債を抱えた倒産は6件 負債総額は5億6,800万円で去年の約1.5倍に 秋田県
先月1か月間に1,000万円以上の負債を抱えた県内企業の倒産は6件でした。
負債総額は5億6,800万円で、去年の約1.5倍にのぼっています。
民間の信用調査会社東京商工リサーチ秋田支店によりますと、先月1か月間に1,000万円以上の負債を抱えた県内企業の倒産は6件でした。
負債総額は5億6,800万円で去年の6月の約1.5倍にのぼっています。
人手不足による稼働率の低下で県内で初めて社会福祉法人が破産するなど、6件の倒産のうち半数は人手不足が原因でした。
倒産件数は前の月の9件と比べると減少したものの、1月からの半年間の累計が過去10年で2番目に多い38件と高い水準が続いています。
東京商工リサーチは「人手不足と先行きの不透明感から、体力の乏しい小規模零細事業者を中心に今後も一定のペースで倒産が発生すると見込まれる」と分析しています。