地域が誇る「とんぶり」について学ぶ 児童がホウキギの苗植えを体験 秋には収穫作業も 秋田・大館市
大館市の児童が、地元特産の「とんぶり」へ加工される、ホウキギの苗植えを体験しました。
子どもたちは、地域が誇る「とんぶり」について学んでいて、秋には収穫作業も行います。
大館市比内町にある東館小学校では、子どもたちに地元特産の「とんぶり」ついて理解を深めてもらおうと、12年前から、種まきから苗植え、収穫までを体験しています。
9日は、4年生と5年生、合わせて11人が、地元のとんぶり農家から手ほどきをうけながら、約10アールの畑に手作業で苗を植えました。
5年生
「元気に育ってほしいと思って植えていました」
「立派に大きく成長してくれたらいいなと思いました」
「自分の背丈ぐらいまで、背丈を超えるぐらいまで大きくなってほしいです」
大館とんぶり生産組合 本間均 組合長
「だんだんと、とんぶり農家が少なくなってきて、灯が消えかかっているところなので、その中で今年(国の)登録無形民俗文化財ということになりましたので、この中から将来的にとんぶり農家に手をあげてくれれば、今までの活動が良かったなと思えると思います」
秋になると、約1メートル50センチにまで成長するというホウキギ。
9月には実りの秋を迎え、子どもたちが収穫することになっています。