「今年度残り9か月エンジン全開で」鈴木知事が初めて編成した補正予算案が原案通り可決 肝いりのマーケティング戦略室設置費用など総額約220億円
県議会は、鈴木知事就任後初めて編成した県の補正予算案を原案通り可決し、閉会しました。
鈴木知事肝いりのマーケティング戦略室の設置費用などを盛り込んだ補正予算の総額は約220億円です。
鈴木知事は「今年度の残り9か月エンジン全開で行く」と述べました。
今年度の県の当初予算は、4月に行われた知事選のため骨格編成となっていて、これを肉付けする一般会計の総額で約220億円の補正予算案を県議会で議論してきました。
鈴木知事肝いりのマーケティング戦略室の設置費用や人口減少対策、それに追加で県内の酒蔵支援などが盛り込まれた補正予算案は賛成多数で原案通り、可決されました。
初めて編成した補正予算案の成立を受け鈴木知事は。
鈴木知事
「まずはほっとしたなというところですね。結果的に全ての議案について可決をいただいたということで一安心と思いました」
「今年度の私たちの仕事というのはものすごく大事だと思っています。ここの9か月でこの先の動き方が決まっていきますので、もう全く時間の猶予もなくですね最初からエンジン全開でいこうと思っています」
また、新たに設置される「マーケティング戦略室」には、アドバイザーとして民間から出島誠之氏と永谷亜矢子氏が登用されます。
2人に期待することは。
鈴木知事
「出島さんはですね私が期待しているのは、理論的な非常に学術的なマーケティング理論というものをしっかりと職員の皆さんに浸透させていただきたいということ。あと全般的な戦略の部分ですね。で永谷さんに関してはやはり実践的なマーケティングを適用した観光であったり、移住であったりというところでしっかりと成果を出していく。その実働の部分といいますかね。簡単に言うと理論と実践という風に私の中では役割分担として考えています」
マーケティング戦略室は来月1日に設置され、非常勤のアドバイザーの2人は来月上旬にも来庁する予定です。