秋田県庁の食堂で"あの魚"を使った限定メニューが登場!認知度向上と消費拡大が目的 どんな味?

この記事をシェア

  • LINE
秋田 2025.06.03 17:44

食べたことがない、という人も多いかもしれません。

秋田県庁地下の食堂で、3日、ある魚を使った限定メニューが提供されました。

漁師からの提案で実現したもので、県内で需要が少ない魚の認知度向上と消費拡大を目指します。

期間限定で提供が始まったのが定食。

メインは、アブラツノザメのフライです。

にかほ市など沿岸の一部地域ではよく食べられているというアブラツノザメ。

クセがなく食べやすいものの、県内では需要が少ないため、認知度向上と消費拡大を目指して今回提供されることになりました。

鴨下望美アナウンサー
「衣サックサク、中ふっわふわです。サメってどんな味するのかなぁって思ったんですけど、全然クセがないですね。そこまで味に主張がある感じではない、淡白な感じもするので、このタルタルソースとの相性も非常に良いです」

この限定メニューは、買い手がつかない水産物などの販路拡大に取り組んでいるにかほ市の漁師、佐藤栄治郎さんからの提案で実現しました。

佐藤栄治郎さん
「最近の秋田沖で、ものすごくサメの生息域が広がっているというのと、昔からとれているんですけど、知られていないっていうのがすごく課題だったので、認知度を広げることも兼ねて、今回、県庁食堂さんにご提案させていただきました。サメっていう抵抗感を持たず、普通においしい魚だっていう風に食べてもらって、冬場がメインなんですけど、冬になったら食べていただけるような魚になってほしいなと思います」

アブラツノザメの限定メニューは、県庁地下の食堂で、5日と、来週の火曜日と木曜日に味わうことができます。

フライと煮つけの2種類が、曜日ごとに提供されるということです。