ロボットや3D技術を公開!独自性の高い技術開発を目指す県産業技術センター 見学会で積極的な利用を呼びかけ 秋田
最新技術の活用に関する話題です。
製造業の分野では、ロボットを活用して生産性の向上を図る取り組みが進んでいますが、秋田市内には、企業向けに、機器や設備を提供したり、新たな技術の共同研究に取り組んだりする県の施設があります。
施設では28日、研究の実績や、機器・設備を紹介する企業関係者向けの見学会が開かれ、積極的な利用が呼びかけられました。
独特な形状の建物は、独自性の高い技術開発を目指す、県の産業技術センター。
施設の中にある一室では、集まった人たちが、見慣れた形状のバナナの感触を次々と確かめていました。
しかしこれ、食べられません。
3Dプリンタでつくられた、バナナの模型です。
映像で伝えるのは難しいものの、実際は、カッチカチなんです。
モノの形を正確に読み取り、立体で出力する3Dプリンタ。
研究員
「最近多いのが『リバースエンジニアリング』。県内企業で機械の中に使われる歯車なんですけど、歯車が壊れてしまって機械動かせませんよ…という相談受けまして。ただその機械が非常に古い機械でして、この歯車手に入らないと」
特に製造業の分野では、古くなったり壊れたりしたものの、新たに調達することができなくなった部品を復元するために活用するケースが多いそうです。
産業技術センターでは、施設が所有している機器や設備、先端の技術を県内企業に提供するほか、新たな技術開発に向けた企業との共同研究も行っています。
28日は、施設に関心がある企業関係者向けに見学会を開き、機器や設備、技術をどのように活用できるかを、研究にあたる職員たちが紹介していました。
耐震性試験の解説
「試験をすると…ものすっごい音します。200~300メートル離れたところでも音します」
製品の品質や安全性を確かめる業務も行っていて、県外の企業から依頼を受けることもあります。
企業からの相談は、年間3,000件以上。
様々な課題への解決策を、官民が連携して探り、見出すことに力を注いでいます。
秋田県産業技術センター 杉山重彰所長
「例えば製品不良、不良品が発生したときに原因を追究するためにどうすればいいかといった相談ですとか、あるいは次の新しく一歩を踏み込んで新分野に進出していくときに何かヒントになるものはないかといったことで相談を受けております」「企業の皆様と一緒になって困りごとの解決、技術の開発をするということで、一方的にお互いやるのではなくて一緒に取り組むということをモットーとしてやってます」
施設では、児童や生徒、学生など、企業関係者以外の見学も受け入れていて、先端技術やものづくりへの関心を高める役割も担っていきたい考えです。