去年1年間の県内の新設法人数は479社 2年連続で増加 由利本荘市は前年の倍以上に 秋田
去年1年間に県内で新たに設立された法人の数は479社で2年連続で増加しました。
由利本荘市での増加が目立っています。
民間の信用調査会社東京商工リサーチ秋田支店によりますと去年、県内で新たに設立された法人の数は479社で、前の年より14社増えました。
増加は2年連続です。
由利本荘市で特に増加が目立っていて、前の年の15社の倍以上となる35社が新たに立ち上がっています。
秋田市は203社で県全体の4割余りを占めました。
業種別では「サービス業ほか」が最も多く、次いで「建設業」、「小売業」と続いています。
しかし、479社は都道府県別にみると鳥取、島根、高知に続き全国で4番目に少ない数字です。
東京商工リサーチは「人口減少や高齢化が進み創業意欲の低迷が表面化しているが、産業構造の転換で多様なスキルが求められており新設法人が幅広いニーズの受け皿になることが成長につながるだろう」と県全体の経済成長について示唆しています。