建設業界の人手不足に一手 業務効率化や大型工事受注へ 東北6県の7つの建設会社とみずほ銀行が共同出資で新会社立ち上げ
人口減少に伴い、建設業界でも人手不足が加速する中、業務の効率化や大型工事の受注につなげようと、東北6県の7つの建設会社とみずほ銀行が、共同出資による新会社の立ち上げを発表しました。
新たに設立されるのは、東北アライアンス建設です。
東北6県の7つの建設会社とみずほ銀行が共同出資する新会社で、県内からは能代市に本社を置く大森建設が参加します。
新会社の社長に就任予定 隂山建設 隂山正弘 社長
「地場建設会社が集結し、これまで培ったノウハウを生かしながら、金融機関による安定した経営基盤と信用力を融合することで、災害への強靭な備えを持ちつつ、未来を見据えた持続可能な地域社会の構築に貢献していく所存です」
人口減少に伴い、建設業界は、市場の縮小や人手不足が加速しています。
東北アライアンス建設の設立により、それぞれの企業が持つノウハウや技術を共有したり、協力会社を紹介したりするなどして、業務の効率化や大型工事の受注につなげたい考えです。
設立は、今月30日の予定です。