父親殺害容疑で逮捕された長男 強い殺意をもって凶行に及んだか 遺体の傷は顔や背中 首など上半身に集中 秋田・大仙市

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秋田 2025.08.21 18:25

大仙市に住む93歳の男性が自宅で刺され死亡した事件で、傷が上半身に集中していたことがわかりました。

自宅からは複数の刃物が押収されていますが、凶器の特定には至っていません。

この事件は18日、大仙市協和峰吉川字高見の進藤藤義さん93歳が自宅の寝室で血を流して倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認されたものです。

警察は19日夜遅く、同居する長男で無職の進藤藤行容疑者51歳を殺人の疑いで逮捕しました。

警察の調べに対し、「父親を切りつけた」という主旨の供述をしているということです。

部屋に争った形跡はなく、遺体には刃物で刺されたり切られたりした複数の傷がありました。

顔や背中、首、それに腕など上半身に集中しているということです。

強い殺意を持って凶行に及んだとみられています。

自宅からは複数の刃物が押収されていますが、まだ凶器の特定には至っていません。

警察は、家族間のトラブルなど事件の経緯を詳しく調べています。