熱中症の疑いで病院に搬送も…秋田県内 夏本番のような厳しい暑さに 秋田市は最高気温が32.2度まで上昇

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秋田 2025.06.10 18:15

秋田県内では、9日に続き、10日も各地で今年の最高気温を更新しました。

秋田市は、最高気温が32.2度、一気に夏本番を思わせる厳しい暑さとなりました。

午後4時までに8人が熱中症の疑いで病院に搬送されています。

山﨑愛子 記者
「午後2時の秋田駅前です。日陰では風が吹いていて、涼しく感じますが、一歩日向に出ると日差しが強く降り注いでいて、暑いです」

10日の県内は、午前中から強い日差しが照り付け、南寄りの暖かい風も加わって、気温がぐんぐん上昇しました。

秋田市の最高気温は、32.2度。

平年を9度近く上回り、真夏を思わせる厳しい暑さとなりました。

10日、県内で最も気温が上がったのは、北秋田市の鷹巣で33.0度、次いで大館市が32.8度、鹿角市が32.6度など、内陸北部で特に暑くなりました。

各消防本部によりますと、県内では10日午後4時までに合わせて8人が熱中症の疑いで病院に搬送されています。

県内は、このあと天気が下り坂で、夜遅くには雨が降る所が多くなり、11日は暑さが落ち着きそうです。

日本気象協会は、秋田を含む東北北部の梅雨入りを14日土曜日と予想していて、季節外れの暑さに続いて、間もなく雨の季節が訪れそうです。