地域の人が管理する人気のフジ園「十ノ瀬藤の郷」の営業始まる 国内外の観光客が咲き初めの花を楽しむ 大館市
大館市にあるフジ園、「十ノ瀬藤の郷」の今シーズンの営業が17日から始まりました。
開花は例年よりも遅れていますが、20日は午前から多くの人が訪れ、咲き始めたフジの花を楽しんでいました。
田園風景が広がる、大館市山田地区にあるフジ園、「十ノ瀬藤の郷」です。
かつてホップ畑だった、20アールほどの土地に、約80本のフジの木が植えられています。
30年ほど前に植え始められたフジの木、今は市の観光名所の一つになるほどまでに増えました。
管理は地域に住む人が担っています。
今月15日ごろに咲き始めたというフジの花はいま、2分咲きです。
ぐずついた天気が続き気温が低い日も多かったことから、開花は例年よりも5日ほど遅れているということです。
20日午前は時折、雨が降りつける、あいにくの天気となった大館市。
それでも、訪れた人たちは、咲き始めたフジの花を楽しんでいました。
栃木・宇都宮市から
「満開ではないし、ちょっと早かったんですけどでもいろんな種類の色のフジが見られて、、、よかったです」
アメリカ・ニューヨークから
「とてもいろんなカラーで、、美しい。とてもいいビジットね。(フジの花は)珍しかった」
十ノ瀬藤の郷管理人 津島嘉弘さん
「香りを楽しんでいただいて、また目でも直に見てですね、少しでも癒されるというかそういう気持ちになっていただけるとうれしいんです」
「十ノ瀬藤の郷」の開園期間は来月1日までで、入園料は1,000円です。
24日、25日には満開となり、見頃を迎えそうだということです。