鹿角・小坂地域で栽培されたキュウリの出荷が本格化 実がしまりみずみずしく仕上がる 秋田・鹿角市
鹿角市と小坂町で盛んに栽培されているキュウリの出荷が本格化し、2日、出発式が行われました。
今年も、実のしまった、みずみずしいキュウリに仕上がっているということです。
鹿角市で開かれたキュウリの出発式には、生産者など約60人が参加しました。
鹿角市 笹本真司市長
「鹿角のキュウリの歯ごたえとみずみずしさが大好きでありまして、これからの季節は冷やした1本を丸かじりすると、体の中から元気がわいてくるようなそんな感じがいたします」
JAかづの管内の鹿角市と小坂町では、50年ほど前からキュウリが盛んに栽培されています。
『JAかづの』の去年のキュウリの出荷量は約1,330トン。
県内のJAの中では最も多く、県全体の出荷量のおよそ3割を占めています。
日中と夜間の寒暖差が大きく、実がしまって、みずみずしいのが特徴のかづののキュウリ。
春にぐずついた天気が続いたことから生育が心配されましたが、今年も申し分ない仕上がりです。
記者
「お味はどうですか?」
あきたフレッシュ大使 後藤茉莉花さん
「すごいみずみずしくてシャキシャキしててすごいおいしいです」
JAかづの きゅうり生産部会 兎澤弘樹部会長
「鹿角のキュウリは甘いキュウリに、甘いっていう表現はなかなかないんですけど、歯ごたえがよく甘いキュウリ、鹿角の天候を生かした寒暖差があるそういうところで育ったキュウリですので」「生食でも楽しめるキュウリを味わってもらえればなと思っています」
収穫と出荷が本格的に始まったJAかづの管内のキュウリは、主に関東のスーパーで販売されます。