県内有数の観光スポットに異変 田沢湖の水位が低下

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秋田 2021.09.15 19:39

 今年は梅雨もそこそこに夏本番がやってきて、厳しい暑さが続きました。そして雨が降らない期間も
長く続きました。

 6月以降の降水量が、平年を大きく下回る仙北市の田沢湖は、例年になく水位が低い状態が続いています。

 水深423・4メートルと日本一の深さを誇る田沢湖。

 たつこ像がある場所の15日の水位は、台座のさらに下の土台もむき出しに。

 2013年8月に同じ場所で撮影したときは、台座近くまでありました。

 田沢湖の水位は、例年、春、雪解け水によって増え、田植えの時期までは水位が高い状態が続きます。

 その後、秋にかけて低くなりますが、今年はこの時期としては例年になく水位が低くなっています。

 6月と7月の田沢湖の降水量は、平年の48パーセントにとどまりました。

 8月は平年並みでしたが、影響は今も続き、水位は普段の低い時を50センチ下回っています。

 水辺の際も、場所によっては10メートルほど後退しているということです。

 これから秋の行楽シーズンを迎える田沢湖。田沢湖でボートの貸し出しをしている五十嵐正光さんは、晴れの行楽日和を期待しながら、雨も降ってしほしいと複雑な心境を語っていました。

 湯沢河川国道事務所によりますと、田沢湖を含む雄物川水系の渇水は、いまのところ生活に支障が出るレベルではないものの、田沢湖の水位が低い状態はしばらく続くとみていて、今後も状況を注意深く見ていくことにしています。