短観 企業の景況感が3期ぶりに悪化

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秋田 2021.04.06 19:50

日銀の短観、企業短期経済観測調査で県内企業の景況判断が去年6月の調査以来、3期ぶりに悪化しました。改善する業種がある一方で新型コロナウイルスの感染再拡大などで宿泊・飲食サービスの落ち込みが大きくなっています。

日銀の短観は3か月に1回発表され、今回の調査では先月末までの1か月間に県内企業147社から回答を得ました。

景気が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を差し引いた業況判断指数は全産業でマイナス15と、去年12月の前回調査から3ポイント悪化しました。悪化は去年6月の調査以来3期ぶりです。

製造業ではテレワークなどのICT関連需要の増加で電気機械がプラス20と改善しています。一方、非製造業では改善傾向にあった宿泊・飲食サービスが新型コロナウイルスの感染再拡大などで大幅に悪化し、マイナス70と再び深刻な状況となっています。

先行きについては全産業でマイナス12と若干の改善を見込んでいますが、村國聡支店長は「景況感の持ち直しについては悲観的な見方の方が多い」と述べ、不透明な状況が続くとみています。